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Mount Kosciuszko climbing: 冬のコジオスコ山 登頂 オーストラリア最高峰 pt3

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6月はオーストラリアの会計年度最終日。7月から新しいビジネスイヤーが始まります。 さてさて、前回に続き 七大陸最高峰 の一つコジオスコ山 登頂記録とさせていただきます。 以下、前回までのポストです: https://kudolog.blogspot.com/2013/06/mount-kosciuszko-climbing-pt1-pt1.html https://kudolog.blogspot.com/2013/06/mount-kosciuszko-climbing-pt2.html 冬のコジオスコ山 ハイキング 山頂へ ええと、難所だった川渡りを終え、二人の心強いアウトドア用品店のベテラン登山家がチームに入り怖いもの無しになった我々。正直このベテランが居なかったら登頂出来てませんでした。 少し自己紹介すると、一人は50歳後半のおっちゃん、子持ちで今は独身。人生楽しまなということで離婚したらしい、現在はラテンダンス教室なんかに通い新たな出会いが会ったとか◎ もう一人は私と同じ年くらいの青年で日本にも半年くらい北海道のスキーリゾートで働いていたらしい。その後、オーストラリアに戻り国立公園の案内なんかをしているワイルドなお方。奥さんが居るらしいが今はアメリカに居るとの事、聞くと、インターネットで見つけて約9週間で結婚したらしい。結婚後はいきなりアメリカ、オーストラリアと別居中。VISAの問題が解決したらどっちかに住むらしいが。。 世界には色んな事情があるんですね。 さて、ちらほら雪面がある山登り。 天気が良いため全ての雪面がつるつるのアイスバーン状態。本当に素っ転びます。地元弘前でもこんなツルツルはなかなか見ないくらい。 一歩滑ったら谷底へというシーンが幾つもあり、スノーシューズなしの我々は地を這い手を取り合い雪中行軍して参りました。 slowly surely... 景色、風、空気が最高 横は崖 もう写真で分かるかと思いますが、この山は木がないんですよね。。 こんなんで嵐になったら風を避ける場所を見つけるが難しいかも。 ほのぼのレイクも凍ってる ざっくばらんに話しながら、、大体がラグビーや男性が良く話す様な下世話ネタで盛り上がるwあと酒の話や旅してきた場所の話など。大分話したね

Mount Kosciuszko climbing: 冬のコジオスコ山 登頂 オーストラリア最高峰 pt2

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6月9日(Sun) コジオスコ山 フルデー登山前 日曜、朝、6:00AM、窓を開けると天気は晴天が、FOGだらけ。Jindabyne の朝はいつもこんな感じらしい、幻想的。ここはシドニーから西南に南下する事 約400km、首都キャンベラの近くにある山岳地帯にある街 Jindabyne にいます。 コジオスコ山 フルデー登山前ということで朝食はエナジー多めにたっぷりと。 早速、ホステルから車を停車できる最終ポイント Charlotte's Pass まで移動、この辺はスキーリゾートが数多くある。まだ冬も初めなので人口積雪機がフル稼働で雪を降らせていました、この光景を見るとオージーが天然のパウダーを求めて北海道だの白馬なんかに来るのも分かる気がする。絶好のホワイトパウワーってなんか怪しいですが雪の話です。 View Larger Map 今回登ったコジオスコ山は 七大陸最高峰 の一つでエベレストやキリマンジャロと並ぶビックネームの一つ(他はもっと極地だと思うけど)、オーストラリア大陸の最高峰。 選んだ登山コースは コジオスコ山 のメインレンジコース( Kosciuszko National Park - Main Range Track - Kosciuszko )でフルデートレッキング。 このメインレンジは中級者向けらしく、崖や谷、急斜面、川渡りと色々難所があるとの事。Charlotte's Pass に着いた際に感じたのはあまり自然が無いこと。まず木が少なく緑も少ない、そうなると動物や虫も生息出来ないためか素晴らしいくらいに静かなところ、聞こえるのは水の流れる音だけ。。Charlotte's Pass からそれ以降の街へ戻る道路が4pmでクローズになるので時間との戦いでもある。テント等は持っていない。 最初の難関へのルート 晴天の中、登山開始。最初の30分で思わぬ難関、川渡りに。 川は横幅50m程度のが二本、これを横切らないとコースにたどり着けない。 問題は岩が凍ってるから簡単に石渡出来ないところ。落ちたら冷たい水風呂に浸かる事になってしまう。上流の方まで行って渡るって手もあるがコースから大分外れるのと、帰宅と日没時間の問題がありあまりここで時間を使うのは良策では無い。さっそく少し辺りを

Mount Kosciuszko climbing: 冬のコジオスコ山 登頂 オーストラリア最高峰 pt1

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Mount Kosciuszko オーストラリア雪山 コジオスコ登山 先週末は Queens Birthday で月曜も休みだったので Kiwi の男二人と私でシドニーを少し離れオーストラリア雪山 コジオスコ山 を登ってきました。(地元人曰く本当はコスクスコーというのが呼称らしい) Kosciuszko National Park 周辺 6月7日(Fri) Jindabyne へ 金曜の夜、仕事後に合流しシドニーから南下すること4時間、オーストラリアの首都キャンベラを通過し到着したのは  Jindabyne  という街、時間は渋滞等もあり既に23時頃。気温20度近い秋晴れだったシドニーから氷点下でカラカラに乾燥した初冬の田舎へワープといった感じ。到着したホステルはなんとまあナイトクラブの真上w おまけに冬の山開き記念パーティーということで重低音が揺れる部屋。布団に入るも部屋中バイブレーションしていて寝付けず明日の朝はコンプレインしにいく決心を固め三人耳栓んし就寝。。ブーンブーンブーンブーンブーンブーン 実は良く遊びには出掛けるが合同のお泊まりは初。寒いのに一人はパンツ一枚で寝ててKiwiの男の強さを感じた夜。 近所の湖 6月8日(Sat) コジオスコ山へ 翌日は登山に先のコスクスコー山、それから周辺のNational Parkの情報収集。それから食料調達、また軽い観光へ。 まず、現地が意外に寒く、、我々の装備が不十分である事に気付くが購入したのは手袋程度のもの。無鉄砲軍団です。 また、コスクスコー山で三週間前に遭難者が出ておりまだ見つかっていないという情報も入る。。見つけた人には$50,000とか報酬だ発表されている。遭難者は軍隊でトレーニングを受けたかなり経験豊富なハイカーらしいが単独山行中になにかあったんだろうとのこと。見つかる事を祈っています。 と、うちらはその情報で気持ちは結構ナーバスに。インフォセンターではスノーシューズは必需品とのこと。近所のアウトドアストアでは親切にルートの細かい説明等を教えてくれました。次の日がフルデートレッキング(登山)なのでゆっくりするかと思いきやマウンテンバイクを借り17kmの山走りを敢行しました笑w これがちょーキツい登り山が多くて。 今思うと登山よりこっちの方が短時間でマックス